パンは、農耕より古い
パンは農耕のあとに生まれた、とつい思いがちですが、証拠はむしろ逆を指しています。考古学者は、中東で、平たいパンのような食べ物の炭化した跡を、およそ1万4000年前のものとして見つけました。人々が穀物を育て始めるより、何千年も前のことです。つまり私たちは、種をまくより先に、パンを焼いていたのかもしれません。
「コンパニオン(仲間)」は、パンを分け合う人
英語の companion(仲間) は、ラテン語の com(共に)と panis(パン)から、そのまま来ています。仲間とは、文字どおり「一緒にパンを割る人」。これほど深く「共にあること」に結びついた食べ物は、そう多くありません。
英語の「ロード」と「レディ」には、パンが隠れている
英語は、身分を表すいちばん古い言葉のなかに、パンを隠しています。lord(主) は古英語の hlāfweard、すなわち「パンの番人」から。lady(婦人) は hlǣfdige、それをこねる人から来ています。家はパンで回り、その言葉がそれを覚えていたのです。
四つの材料で、無限のパン
長い歴史のなかでも、本物のパンは小麦粉・水・ふくらませるもの・塩以上を必要としたことがありません。編んだ一斤も、シード入りの型焼きも、空気をふくんだフォカッチャも、すべてこの四つの変奏です。いちばんシンプルな食べ物のひとつで、うまく焼けたときの喜びは、いちばん大きいもののひとつです。
本物だから、硬くなる
いい手作りの一斤は、一日か二日で硬くなります。それは欠点ではなく、品質のしるしです。二週間もやわらかいままのパンは、添加物にそう保たれているのです。本物のパンは、焼きたてがいちばん。
長くもたせたいなら、まるごとスライスして冷凍し、必要なぶんだけ取り出しましょう。
いちばん古い手仕事に、加わる
Breaditorialは、あなたの型と粉に合わせて正確な分量を計算し、一つひとつの工程を案内し、焼いた一斤ごとに記録を残します。落ち着いた、まちがいのない本物のパン作りを、おうちで。
